それではさくさく貼っていきます。
いま貼っているボデーサイドは正面から見ると外側へふくらんでいます。ミドリの線です。
あっモザイクは気にしないでください。気にしてはいけません。すひぎむです。
それでいま、ここにEM菌シールが上の方だけ裏紙をはがして止められています。次に残った裏紙を全部めくるのですが、その前にご注意です。めくった後、これを↓↓↓このように貼りに行くとNGです。しわ発生不可避となります。
まあできれば二人以上で作業してくださいね。一人でもできますが心細いです。
トルマリソシールを下へひっぱりつつ上から下へボデーに当てていきます。一人で貼るなら少しずつめくりながら追っていくのがいいかもしれません。
裏面エアフリー糊でない通常メディアの場合は薄く洗剤を溶かした水をスプレーして、というのが望ましいです。お時間に余裕があれば100円屋さんでペットボトルに付けられるスプレーヘッドがありますのでご用意くだされば幸いです。水500ccに台所用の洗剤を3〜4滴溶かしてボデーと糊面にかけておくと「あっやば!」というときに剥がしやすくなります。
で、とにかく貼ります。くどいようですが強く押さえてはいけません。
貼れたら余分を切ってしまいます。
未練なくすっぱりと切り落とします。パネルの隙間に浅くカッターの刃を入れてください。ドアエッジぎりぎりを狙う必要はありません。2・3ミリはみ出しても気にしなくて大丈夫です。あとでなんとでもなります。先を急ぎます。
余談です。カッターの刃や接着剤やチェーンオイルなどは効きさえすれば少ない(小さい)ほどよく働く(というかいらんことをしない)ので、どばっといくのはまずいです。お子様がいらっしゃるご家庭は夏休みの宿題工作のときに思い出してくださいませ。
で、この端の処理については切り落とすのほかに裏側へ折り返すというのがあります。きれいに見えますので、ずっと使うチーム所有の車両であれば時間がかかってもそのようにしますが、今回は貸与車両なので省エネです。
さて、それではひとまずドア1枚分がカタチになりました。シールにシワはないはずですが気泡はいくらかあると思います。これを抜きたいのが人情ではありますが放置して次のドアへかかります。何度もいいますが、仕上げをしていてライセンスコントロールに遅れるとかスタート時間に右後ろのドアが貼れていないとかあってはなりません。時間内にスポンサーさんのロゴがきちんと掲出されているというのが最優先です。
ではここでとても大切なお知らせです。前後左右と何枚も貼るときは「小さいものから」「目立たないところから」貼ります。1枚目より2枚目がうまく貼れるからです。例として前ドアを載せていますが、後ろドアのほうが小さいので練習としてこちらを先にするのが吉です。もちろんその前にリアバンパーです。
そしてドア4枚、ボンネット、リアバンパーと全部貼れたら仮止めのマスキングテープを外します。ここまでマステは貼りっぱなしです。最後にまとめてはがすとゴミ集めが1回で済みますので。
そしたら少し離れて車両全体をながめてウンウンとうなずきましょう。イケてる!と感激したら全体をスキージでなでて押さえます。とりあえずこれでスタートできます!
「エア抜き編」へ続くっ!