水素水シールが競技成績に与える影響について

近年ごく一部のマニヤの皆さまから「貼ると速くなる」「背が伸びる」「恋人ができる」などと絶大な人気を集めているうちんくの「水素水シール」についてご説明しておかなければなりません。

事の始まりは2014年ごろ、京都産業大学の敏腕コーチから「GARNEAUさんからフレームの供給を受けるにあたって全部同じ色なので選手の名前をシールで貼りたい」というようなお引き合いをいただいたことだったと記憶しています。

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それまで業務用耐水ステッカーとしては大手企業さんへ100枚単位で出荷していた実績もあったため技術的には問題なかったですが、一人数枚を何十人分という細かな対応はちょっと大変だったかと思います。

そのあと色々ご縁のあったKINANさんへも製品お届けが始まったりする中で、京産大の学生さんが大きなタイトルを獲得することが続きました。もちろんKINANの皆さんも好調でした。

自分の作るシールを貼った自転車が一番速いなどということはとてもとても嬉しく「うちのシール勝った!」とか「シールがんばれ!」などと応援しているうちに「あのシールにはなにか秘密が隠されているのではないか」「シールドーピングですよね」といった面白い反応をいただくようになりました。

それで「うちのシールは糊に水素水が配合されているんです!」とテキトーに言ったところ、いつの間にか「水素水シール」と呼ばれるようになりました。でも本当はトルマリンやゲルマニウムやスタップ細胞も配合されています。(嘘です)

そのうち、大手商社さんからはメカニカルドーピングのおそれがあるとして検体の提供を求められましたが検査結果陰性でしたので選手の皆さんは安心してお使いください。真面目な話、日本国内で唯一PL保険にも入っています

実は私はこの「水素水シール」という呼び名がとても気に入っています。

賢明な皆さまにおかれてはすでにお気づきかと思いますが、水素水の効能としては脱水症状の予防によいと聞いています。よう知らんけど。水じゃん。

つまり自転車がシールで速くなるわけがないじゃないですか(・∀・)/

ということで、貼ると速くなる魔法のシールみたいな感じなんだけど、もし速くなったら

速くなったのはあなたなんですよね

という意味を込めて水素水シールってことにしています。もちろんラッキーアイテムとしてのご活用は歓迎です。これからもご愛用よろしくお願いいたします。

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