おうちで電子計時装置の巻

徳島県自転車競技連盟さまの電子計時システムを制作させていただきました。動画は、フライング検出装置の動作確認です。

カウントダウンは99秒前から任意の秒数で設定が可能。操作盤のボタンで動作スタートさせたあとは0タイミングで 1.ストップウォッチ(SEIKOスポーツプリンタCT-2000)へスタート信号を発信、2. 発走機へロック解除信号を発信、3. 手動計時員のための緑ランプが点灯。0タイミングより早くテープスイッチを踏むと赤ランプが点灯します。

フラッグインジケーターの合図でボタンを押すだけなので簡単にスターター作業が可能です。ピストルを使わないので雷管が不要、雨天の湿気による不発もありません。基本システムは4年前から使用していますが、誤作動は1件もありません。確実に作動します。(誤操作しちゃうことは、ある。スイッチを踏まなかったというのも、ある。)

今後改良したい点は、1. 200mFTTの中間計測(100m)チャンネルの増設、2. チームパーシュート計測(3着入線の前輪)への対応ですね。

大手メーカーさんのシステムには機能面で敵いませんが、徳島県内での運営には必要十分な機能だけを安価で実装する目標は達成できたものと考えています。

将来へ向けてたくさんの大会で使っていただければ幸いです。